鹿児島出張

11月18~19日で商談のため鹿児島に行ってきました。鹿児島は20代のころ5年間住んだこともあり、第2の故郷のような気がします。商談も無事にまとまり、夜は久しぶりに会う鹿児島の古い友人と酒(焼酎)を酌み交わしました。静かなマスク会食で。

鹿児島といえば言わずと知れた西郷隆盛の故郷。西郷隆盛の名言が幾つかある。

『己を利するは私、民を利するは公、公なる者は栄えて、私なる者は亡ぶ』

『人は己を克つを以って成り、己を愛するを以って敗るる』

これらの言葉は鹿児島に行くといつも思い出されます。会社の経営理念にも通じる言葉かもしれません。

明治維新の時、ここ薩摩をはじめ日本各地から多くの英傑たちが輩出されました。明治維新の時の英傑たちの年齢は以下の通りです。

吉田松陰29歳、高杉晋作27歳、坂本龍馬31歳(以上、維新前、享年)、西郷隆盛40歳、大久保利通38歳、岩倉具視42歳、伊藤博文27歳、板垣退助31歳

黒船が来航し、世界との差を見せつけられた彼らは「このままでは日本は亡ぶ」、「国を変えなければならない」という一途な思いで行動を起こします。わずか20~30代の若者たちがリーダーとなりこの国を変えていったのです。

致知出版社編集長の藤尾秀昭氏の著書からの引用です。

『当時のリーダーはリーダーたるにふさわしい器量を備えていた、といえるのではないだろうか。何よりも特筆すべきは、彼らの溢れんばかりのバイタリティであり楽天性である。そのバイタリティと楽天性が野放図に流れず、「武」と「学」の鍛錬によって陶冶されている。彼らの人間的迫力、人間的器量はそこに起因している。一にバイタリティ、二に楽天性、三に絶えざる自己修練。この三つはいつの世もリーダーに欠かせない資質といえる。国も会社も家庭も、そこにどういうリーダーがいるかで決まる。どういうリーダーがいるかで、国、会社、家庭の浮沈が左右される。いつの時代も問われるのは、リーダーの器量である』

今回は自戒も込めて綴ってみました。

いつも使う鹿児島の路面電車。

なぜか地元のICカードしか使えない。

このへんも変えた方が良いのかも…

 

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