Ⅾ言葉との闘い

先日参加したオンラインセミナーにおいてDX(デジタル トランスフォーメーション)についての講話がありました。DXは経済産業省で下記のように定義されています。

『企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること』

言い換えると、「DXはITの活用を通じて、ビジネスモデルや組織を変革すること」を意味します。その目的は「企業の競争や優位性を確立すること」です。

セミナーではDXには守りのDXと攻めのDXの2種類があるということでした。守りのDXは生産性の向上、ペーパーレス、働き方改革などで、攻めのDXはビジネスモデルの改革、新しいサービスの向上、新しい顧客接点の構築などがあります。

セミナー参加後に頭に出てくるのは「だって」、「でも」、「どうせ」という言葉ばかり… 「だってIT、AIなんて知識もないし、高額だし、そもそも中小企業には無理だ」「やろうと思ってもスキルを持ったスタッフはいないし、採用もどうせ無理だ」「DXが必要な業種はあるだろう、でも我々の業界には関係ない」。 経営改善支援センターの戸敷先生の言われる「D言葉」のオンパレードです。

高度成長期は次々に舞い込む仕事に対して、人と機械と工具を集めて、なんとなく作業効率を上げていれば時代に対応できました。ところが1995年にwindows95を搭載したパソコンが登場し環境は一変します。近年ではAI、IoT、ブロックチェーン、5Gなどが登場し、そして今回の新型コロナウイルスによって変化の速度が一気に加速しました。しかし日増しに厳しくなる経営環境を思えば決して避けては通れません。全体の3割の企業がこのコロナ禍のなかDXなどの改革に取り組み売上を伸ばしました。何とかDXを成長の一つの手段として今後も挑戦を続けていきたいと思います。

今回は総務省が作成したConnect future~5Gでつながる世界~という映像を紹介します。

映像を見てるとなんだかワクワクしてきますね! この時代はすぐそこです。

この時代を迎えたとき我々の仕事はどう変わっているのか?このデジタル時代に会社はConnectして(つながって)いるだろうか?存在意義はあるのだろうか?

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