2100年の未来天気予報

12月4日の菅首相の記者会見で「我が国に必要なものはポストコロナにおける成長の源泉です。その軸になるのがグリーンとデジタルです」と発表されました。つまり、脱炭素社会の実現デジタル化を成長の軸とするということです。それに合わせるように「経済産業省が2030年代半ばまでに国内の新車からガソリン車をなくし、すべてをハイブリッド車や電気自動車などにする目標を設ける方向で調整していることがわかりました」との報道もありました。ガソリン車については日本以外の主要国でも規制の発表をしています。2025年までに販売禁止ノルウェー、同2030年イギリス、ドイツ、オランダ、スウェーデン、アイルランド等、同2035年カナダ(ケベック州)、アメリカ(カリフォルニア州)等、同2040年フランス、スペイン、中国等です。脱炭素社会の実現に向けた動きの一つです。

今回は『2100年の未来天気予報』という動画を紹介します。

世界がこのまま有効な対策を執らずに地球温暖化が進行すると、2000年頃から平均気温が最大4.8℃上昇すると予測されています。下記の動画は最新の気象状況等を踏まえ、産業革命以前からの気温上昇を1.5℃に抑えるという目標を達成できなかった2100年と、達成できた2100年の天気予報です。

この予報が現実のものとなれば、作物の不作、大雨による壊滅的被害、干ばつ、未知ウイルスの蔓延などがいたるところで発生するでしょう。もはや地上に住むことができないかもしれません。映像に出てくる風速90mの台風が上陸すれば木造家屋は基礎だけを残し壊滅し、いろいろな物が新幹線の速度で飛び交う世界です。2100年といえば今から80年後ですから多くの成人は亡くなっているかもしれません。しかし今の子供たちや今後生まれてくる息子や娘そして孫たちは生きている世界です。首相の会見にあったように前回のブログに載せたDX(デジタルトランスフォーメーション)とともに脱炭素世界の実現に向けた取り組みは企業運営の必須項目であり、そこから離れた企業は消えてゆくのかもしれません。

 

この写真は米国の自動車メーカであるテスラが販売している車の室内風景です。

あるのはハンドル、ウインカー、アクセル、ブレーキ。あとはiPadのような端末のみ

これはグリーンとデジタルの結晶か!?

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